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熊本県

クリエーション WEB PLANNING

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自分が生まれ育った天草で、
子供たちをずっと育てたい一心で、
ここまで来ました

CWP代表取締役 深川沙央里さん

「自分が生まれ育った天草で、子供たちをずっと育てたい一心で、ここまで来ました」と語る深川沙央里さんは、天草下島の牛深で、巻き網船団を営む漁家の長女として生まれ育った。縁があってクルマエビ養殖漁業者に嫁ぎ、個人向けの販売を一人ではじめてから現在に至る。

10万円を元手に、それまで販売先ではなかった個人消費者向けにチラシ製作からはじめた。身重の体で、熊本市内の大型集合住宅などかたっぱしからチラシを投函。地道な営業活動は、少しずつだが着実に顧客を増やしていった。働く母親同士が悩みを話したりできる場として、子育てママに向けたフリーペーパーも製作した。取材も編集もみな働く母親たちで、費用はエビ養殖業から広告掲載という形で支援したら、その広告からまた販売先が広がっていった。

若い母親が10万円を元手に始めた個人向け販売は、わずか数年で年商1億円を超す企業へと成長を遂げた。地域の産品を地域雇用で県内外へ発出していく取り組みは、政府が行う農山漁村女性活躍表彰でみごと最優秀賞の農林水産大臣賞を受賞した。漁業者として初めてのことだった。

クルマエビ養殖から、加工品製作、通信販売、地元の農家との交流からふるさと納税の産品を取り扱い、順調に事業が拡大していこうとした矢先のコロナ禍で、地域のエビ養殖業者がどんどん廃業していった。
自分の稼業も苦しい状況だったが、倒れそうな養殖業者からエビを買い集め、なんとか加工したり販売先を探したりと、今も地域のため、そして5人の子供たちのために奔走する。

生産者からのメッセージ

熊本県 クリエーション WEB PLANNING
CWP代表取締役 深川沙央里 さん

まず、食べていただくことから始めてほしい。そのために、無投薬で大切に育てたクルマエビを一本からお売りします!

CWP産地情報

熊本県天草市は、周囲を青く美しい海に囲まれた天草上島と天草下島、御所浦島といった天草諸島の中央に位置している。穏やかな気候に恵まれ、農業や漁業が盛んな土地だ。
「この天草で、子供たちを育てたい」――そんな思いで、一から立ち上げた株式会社クリエーションWEBPLANNING(CWP)は、クルマエビの養殖をベースに食品加工、通信販売を行うほか、インターネット広告・ブランディング、生産支援・販路開拓支援、さらに子育て支援まで行っている。
天草市の中心地・本渡町からほど近い楠浦町の、雲仙天草国立公園に囲まれた風光明媚な湾奥にCWPの事務所とクルマエビの養殖池がある。海に面した広い敷地に、4千坪規模の養殖池が4つ。なみなみと水がたたえられた池とからからに乾いた池があった。理由を聞くと、養殖するクルマエビの排泄物が底にたまってヘドロ化するから、数年に一度は池を干さなければならないという。クルマエビは、きれいな砂地を好む。あの広大な池から水を抜き、干して整地し、さらさらな池底に戻す……考えただけで膨大な作業だ。
雑草で埋め尽くされた池底は、その土の栄養価の高さを物語る。一方、きれいに整地された池は、これから研究機関と連携してIOTを導入し、24時間ずっと池の中を管理できるシステムを構築する計画とのこと。
池の栄養価は、排水口にも表れていた。排水口の周囲にカキがびっしりとつくようになった。そのカキ殻は、近所の農家が肥料用にと求めてきた。沙央里さんは、カキ殻だけではなく、カキそのものに興味を持ち、別の池で養殖してみたら、数年後にはシングルシードマガキとして輸出のための市場調査を行うまでに成長した。
無投薬で育てるCWPのクルマエビは、時によって高水温などで大量死することもある。「品質の悪いエビは出荷しない」と販売中止を決めたところ、希少価値が高まり予約が殺到したという。無投薬にこだわり、ていねいに育てている生産者のプライドが、ピンチをチャンスに変えていた。

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